Web版:完全な操作を先に確認する
Web版は通常、ログイン入口、アカウントページ、モデルのワークスペース、ファイルアップロード、静的リソースで構成されます。確認を「トップページが開いた」で終わらせないでください。ログインを完了し、実際の作業画面に入り、通常のリクエストを送信して、出力が最後まで連続することを確認します。画像、添付ファイル、履歴だけが失敗する場合は、一部のリクエストが想定した回線を通っていません。
ブラウザーは、拡張機能のプロキシ、システムプロキシ、セキュリティソフトのネットワークモジュールの影響を同時に受けることがあります。同じリクエストが複数回処理されると、リダイレクトループや接続リセットが発生する場合があります。切り分けでは、明確な接続方法を1つだけ残し、重複する経路制御を無効にしてからセッションを再確立します。
登録とログインの段階では、出口地域をできるだけ固定してください。64VPNはメールアドレス不要で、ユーザー名とパスワードだけで登録できます。この条件は本サービスのアカウントに限られ、各AIツール独自のアカウントルールには影響しません。
API:プロセスが実際にプロキシを使っているか確認する
APIリクエストはコードのプロセスから送信されるため、ブラウザーが接続済みでも自動的に経路が変わることはありません。コマンドラインツールはシステム環境変数を読み取る場合もあれば、SDK、ランタイム、HTTPクライアントでプロキシを個別に指定する場合もあります。設定後は同じターミナルセッションからテストを実行し、新旧の環境変数が混在しないようにします。
ストリーミングAPIも接続の継続性に左右されます。通常のリクエストは返るのにストリーミング呼び出しが頻繁に中断される場合は、クライアントのタイムアウト、リバースプロキシのバッファリング、接続の再利用、ローカルネットワークの切り替えを確認します。待機時間を延ばすだけにせず、まずどの層で接続が閉じられているかを確認してください。
export HTTPS_PROXY="http://127.0.0.1:PORT"
export HTTP_PROXY="http://127.0.0.1:PORT"
curl https://example.com/api/status
この例はプロセス単位のプロキシ変数を示すためのもので、アドレスとポートは実在しない値です。
IDEプラグイン:アプリケーションプロセスの境界を確認する
CopilotやCursorなどの開発ツールは、エディターのプロセス内で常駐します。ブラウザーでログインに成功して認証コールバックが完了していても、エディターのバックグラウンドプロセスが新しいネットワーク環境を継承していないことがあります。その場合、アカウントのアイコンは表示されるのに、補完や会話が使えないという状態になります。
ネットワーク設定後はIDEを完全に終了して再起動し、バックグラウンドプロセスにシステムプロキシや環境変数を再読み込みさせます。プラグインに個別のプロキシ設定がある場合は、システム設定と重複させないでください。企業ネットワークの証明書検査がIDEだけに影響し、既存の証明書信頼設定があるブラウザーでは正常にアクセスできる場合もあります。
CI:ネットワーク条件を実行環境に組み込む
CIタスクは独立した実行環境で動くため、ローカルPCの64VPN接続がリモートタスクへ自動的に引き継がれることはありません。AI APIを呼び出す場合は、実行環境の地域、出口ネットワーク、キーの注入方法が対象サービスの要件を満たすことを確認します。ネットワーク設定は管理された実行環境に置き、サブスクリプションURLやアクセス認証情報をリポジトリに書き込まないでください。
自動タスクでは、依存関係のインストール、モデルへのリクエスト、結果のアップロードで使うドメインも区別する必要があります。一部の段階だけにネットワーク経路を設定すると、ログ上はビルドが正常に始まり、モデル呼び出しの段階で初めて失敗することがあります。何度も再実行するより、段階ごとにエラーの種類を記録したほうが原因を把握しやすくなります。